軽すぎて笑ってしまう静電容量無接点方式キーボード【NiZ X99】
みなさん!こんにちは!ひじきと申します!
今回は静電容量無接点方式のキーボード【NiZ X99】の購入1週間レビューをしていこうと思います。
先に全体的な感想を述べておくと、買って大正解・大満足のキーボードでした!
簡単ではありますが魅力が伝わるように紹介していきます!
それではいってみましょう!
【NiZ X99】の印象5選
①疲れを感じさせない打鍵感
まずはなんと言っても打鍵感が最高です。
後述しますが押下圧が35gと非常に軽く設定されているため、力を加えずとも指の重さだけで入力することができます。
そのため、タイピングに慣れている人は文章の入力を超高速で行うことができます。
「キーボードを打つ時って意外と力入れていたんだなぁ」と、このキーボードに変えてから気付かされましたね。
また、個人的には音も静かだなぁと感じます。
私は今まで【Keychron K1 SE】(画像左)と【Logicool MX Keys Mini】(画像右)を愛用していましたが、この2つとは比べもにならないくらい音が静かです。
具体的には前者はいかにもメカニカルキーボードという感じでカチャカチャしており、後者は音自体は静かだけどパチパチとした高音がどうにも気になっていました。
しかし、このキーボードはどんな強さで打っても「ポコポコ」とした鈍めの柔らかい音しか立てません。びっくりするほど音が響きません。おかげで高速タイピングをしても気が引けるということはありません。
②キーストロークの長さが気にならない押下圧
私が【Keychron K1 SE】を使わなくなったのは、メカニカルキーボードゆえにキーストロークが長く、長時間打つことに慣れなかったためです。
そんな私ですが、このX99の長いキーストロークにはすぐに慣れることができました。その理由は圧倒的軽さを誇る押下圧。
持論ですが、タイピングをする時に必要な力はキーストローク(厳密に言えばキースイッチまで)の長さと押下圧の掛け算によっても求まります。
K1SEの押下圧は50±15gである一方で、このX99の押下圧は35gと非常に軽くなっています。そのため、たとえキーストロークが長いとしても疲れやすさには雲泥の差があるのです。
使ってみて最初は正直軽すぎやしないか…?と思っていましたが、慣れてしまうともう以前のキーボードに戻ろうという考えは完全に失せます。気分転換に変えてみようという気すら起こりません。
それくらい押下圧の軽さというものは打ち心地に関係してくるのです。
③独特だが機能的なキー配列
皆さんのキーボードにはテンキーは付いてますでしょうか?
私は数字を半角に戻すのがいちいち手間だったのでテンキーが欲しいとずっと思っていました。あと、数字キーの入力が単純に苦手すぎる。
しかし、フルサイズキーボードはデスクに置くには大きすぎる…。
しかしこのX99はテンキー付きでありながらも、矢印キーやInsキーなどの場所を敷き詰めるように移動させているため、非常にコンパクトな作りとなっています。
おかげでホームポジションからテンキーへの移動が非常にスムーズでノンストレスです。
また、私事ですが今回初めて英字配列キーボードを使用してみて感じた良いところが2つあります。
1つはスペースキーが大きいこと。ホームポジションの構えであれば余裕で親指で押し込めます。スペースキーが大きいと何かと安心感があります。加えて前述の通りめちゃくちゃ軽い力で押し込めるので、ついついついつい何度も何度も押したくなるような絶妙な押し心地をしています。素晴らしい。
そして2つ目はBackspaceが大きいこと。日本語配列キーボードのBackspaceは通常の英字キーと同様小さな正方形をしていますが、私はどうにも小指であれを打つのが苦手でした。
しかし英字配列キーボードならBackspaceはかなり横長に作られているので、多少ガバガバなエイムをかましても命中します。なんなら薬指でも余裕で命中するほど大きいです。おかげで文章作成のストレスが非常に減りました。
X99は日本語配列モデルは存在しないので日本語配列キーボードしか試したことがない人にはハードルが高いかもしれませんが、この極上の押し心地が得られるならリスクを飲むメリットも高いと私は思います。
④軽すぎる打鍵感ゆえの誤打
極上のタイピング体験を提供してくれるX99ですが、この軽すぎるキーがかえって使いずらいと思う瞬間もあります。
なにせ、油断すると指を置いただけで入力されるほどキーが軽いので、誤打が非常に多いです。具体的には入力する瞬間に隣のキーに触れただけでも体感9割の確率で誤入力されてしまいます。タイピングに慣れていない人にはかえって多大なるストレスを与えかねないデメリットです。
しかし、長文を誤打せずに打っている時の爽快感は異常です。気持ち良すぎて誰でもお手軽にゾーン状態に入れます。
また、Backspaceが大きいので多少の誤打であれば小指のガバガバエイムで訂正できるので、トータルでいくと爽快感の方が勝るのではないかなというのが私の印象です。
まとめ 〜今日の気づき〜
さて今回は【Niz X99】のファーストインプレッション的なレビューを紹介していきました。
静電容量無接点方式のキーボードは一般的には非常にお高いキーボードですが、特にこのキーボードではその価値に似合うだけの極上のタイピング体験ができます。
嘘だと思うかもしれませんが本当に極上です。どうせ毎日するタイピングなら使っていて気持ち良い、楽しい、捗る、テンション上がるようなものを使いましょう!それが嫌な仕事や勉強を少しでも楽にする方法、ひいては人生を豊かにする方法なのです!
今日の気づき
- X99の打鍵感は全く疲れることがない極上の打ち心地!
- 誰でもゾーン状態に入れる超爽快な高速タイピングが可能!
- 軽すぎで誤打する可能性が高いので、自信がない人は試打してから検討しよう!
ということで、今回はここまで!またどこかでお会いしましょう!
それでは!さよなら!