「逆に」身体を動かす人がApple Watch Ultraを使うとどうなるか。【Apple Watch Ultra 2】
みなさん!こんにちは!ひじきと申します!
今回は【Apple Watch Ultra 2】をレビューしていきたいと思います!
突然ですが、私は現在身体を動かす仕事をしています。そのお供としてApple Watchは必需品レベルで運用していました。
そして、以前まではApple Watchのseries7を使用していたのですが、充電持ちが致命的になってきたので、思い切ってシリーズの最上位機種であるApple Watch Ultra2に買い替えてみようと検討していた時期がありました。
しかしそこでレビューやブログ記事をいろいろ漁ってみると、どうにもデスクワークの人の意見しか出てこない。あったとしてもApple Watch Ultraを手に入れてから運動習慣がつきました!みたいなものばかり。普通のApple Watchでもそうなるからオーバースペックじゃんよ…。
そこで今回は、もはや「逆に」身体をゴリゴリに動かす人の意見代表として、私ひじきがApple Watch Ultra2をレビューしていきたいと思います!
この記事を見れば、
「結構運動するけどApple Watchってどうなのかなぁ…?」
「現場仕事してるけどApple Watchつけるメリットなんてあるのか?」
「Apple Watch Ultraとか無駄に高いだけの時計じゃぁねぇの?」
といった方々の参考になるかと思います!
ということでいきましょう!
どんな環境でApple Watchを使っている?
まずは私がどのような環境でApple Watchを利用しているのか、私の仕事の内容を合わせて紹介していきます。
①仕事中はずっと身体を動かす
このブログのメインキャラクターはヤギさんなのですが、実は仕事でもヤギのお世話をしています。
ヤギ好きが功を奏して、ヤギのお世話ができる仕事に就けました。(凄)
ヤギさんの世話は早朝と夕方の2回ですが、それ以外の時間は草刈機を使って草刈りをしています。しかも斜面でやることが多いです。
草刈機を使ったことがない人が大半かと思いますが、おじいちゃんたちがやっているイメージが強いあの草刈り、実は結構いい全身運動になっていてかなり疲れます。
ということで仕事の時間はずっとハードに身体を動かしているので、その分Apple Watchの充電の減りはデスクワークの人に比べて早いです。
②特に夏場は非常に汗をかく
身体を動かせば必然的に汗をかきます。
特に私は他の人と比べて異常とも呼べるほど汗をかきます。
どれくらいかくかと言われると、夏場は7L水分を持っていかないともたないので、水筒を作る手間を省くためにウォーターサーバーを契約したほどです。
これだけ汗をかけば服はビッショビショになるので、ふとした拍子にApple Watchが汗で濡れます。ごめんなさい、汚い話で申し訳ないです。
③塵や砂が容赦なく飛んでくる
動物の世話に掃除は欠かせないものなのですが、ほうきで掃除していると細かいゴミが宙に舞って砂埃みたいになります。おかげで全身に砂埃を浴びる感じになります。
また、草刈り中にも意外と自分の方向に細かい草や石が飛んでくるので、仕事が終わると作業着がちゃんと汚くなります。
汚くなるのは作業着だけじゃなくてApple Watchも同様で、時には泥とかも付いてそのまま乾いてしまうこともあります。拭けば綺麗になるのですが、毎日何かしら汚れがこびりついた状態で仕事を終えます。
あとたまに好奇心旺盛なヤギに舐められます。ヤツらは結構なんでも食べようとします。
④シンプルにぶつける
これは私が悪いのですが、シンプルに結構物にぶつけます。気をつけてはいるんですけど、何かの拍子に擦っちゃったり、がっつりぶつけちゃったり、物理的にダメージを入れてしまいます。
いくら丈夫にできているとはいえ、Apple Watchも電子機器です。ぶつけた瞬間には「ごめんごめんごめん」と謝りますが、どれだけダメージが入ってしまっているかは分かりません。
まとめると、身体を動かし続けているので、汗で濡れたり不可抗力で汚れてしまったり、ふとした拍子にぶつけたりしやすい環境でApple Watchを使っているってことだね!
このように、私はデスクワーク人とはかなり違った環境で日々Apple Watchを使用しています。
今回購入したモデル
私は以前までApple Watch series7を愛用していました。しかし、購入して2年経たないくらいだったにも関わらず、上記の環境下では充電が1日持たないことが増えてきました。
そこで今回私が購入したのが、Apple Watch Ultra2なのです!
具体的なスペックは、
・Apple Watch Ultra 2(ブラックチタニウムケース)
・チタニウムミラネーゼループ(ブラック:size M)
となっています。
なぜこのような選択をしたのか説明しますね。
①Apple Watch Ultra 2(ブラックチタニウムケース)
まずUltraにした最大の理由ですが、ずばり充電持ちが非常に良いからです。
色々な方のレビューを見る感じ、頑張れば2日持つような意見が多かったので、つまりかなり過酷に使っても1日は余裕でもつのだな、と私は解釈しました。
画面サイズが45mmから49mmへと大型化して視認性がアップするのも外仕事をする私にとっては結構ありがたい進化です。Ultra専用の文字盤も魅力的でしたしね。
また、個人的に色が気に入らなかったUltraモデルですが、買い替えを検討していたときに Ultra2モデルにちょうど新色であるブラックが登場したため、そこも背中を後押ししてくれた感じです。
あとは、Ultra2という現行最上位機種を手に入れて物欲を落ち着かせたかったというのもあります(笑)。おかげでseries10の方には興味もありませんでした。
②チタニウムミラネーゼループ(ブラック)
次にバンドの決め手ですが、それはずばり私が金属系のバンドの方が好きだからです。
Apple公式がUltra用に標準で用意しているバンドのうち、金属系のバンドはこのチタニウムミラネーゼループしかありません。
それを踏まえた上でApple Storeに行って散々試着したのですが、装着感がダントツで良かったのがこのバンドでした。
仕事上、汗や水で濡れることが前提になると考えると、他のバンドは布系なのでちゃんと乾くのかが心配だったり、耐久性が不安だったり、そもそも付け心地が自分には合わなかったりと、いろいろ吟味してみるとチタニウムミラネーゼループしか不安を払拭できるものはありませんでした。
あとはデザインがめちゃくちゃかっこいいので結構一目惚れでしたね。
ちなみにApple公式サイトでこのバンドを選択すると、他のバンドを選択した時よりも16,000円も上乗せされます。バンドにこだわっただけで焼肉食べ放題の良いコースが3回も行けます。1回分くらいは焼肉代に回させていただきたかったな、Appleさんよぉ、、。
こうしてApple Watch Ultra2(総額144,800円)をApple Storeで現金直払いで購入しましたとさ。
おかげでコツコツ貯めていた貯金が一気にゼロになりました!悲しい!
だけれども後悔は一切していません。なぜならUltra2は、今までApple Watchに感じていた不満点を全て払拭してくれたからです!
ここがいいぞ!Apple Watch Ultra2!
さて、前置きが長くなりましたが、ここからが身体をゴリゴリに動かす人によるApple Watch Ultra 2のレビューになります。
①充電持ちが素晴らしすぎる
現Apple Watchユーザーで、不満点が充電持ちだけでしたら、私はUltra2への買い替えをめちゃくちゃおすすめしたいです。
1日中全身運動で、文字通り汗水垂らして仕事をしている私でも、今のところ Ultra2の充電が30%を下回ったことはありません。もちろん低電力モードではなく通常モードでです。
買い替え直前の先代はバッテリーの最大容量が83%だったのでそりゃそうなのですが、比べてみると笑ってしまうくらい充電持ちが良くなっています。
ちなみに私は仕事から帰ったら充電して、寝る前に装着して、起きたら充電して、仕事に出かけるときに装着するというルーティンで使用しています。これで何の危なげもなく充電管理ができています。
ここまで充電持ちが良いと、「充電上限の最適化」を適用してMax充電が80%になるように設定しておいてもまず充電切れの心配は無いので、バッテリー劣化に最大限配慮しつつもUltra2の性能を最大限に発揮することができます。精神衛生上とても良いことですね。
また、充電持ちがあまりにも良いので充電管理が多少ガバガバでもどうにかなってしまうのが本当にありがたい。
睡眠時にApple Watchをつけると正確な睡眠ログを取ってくれるので、私は先代からApple Watchをつけたまま寝ていました。しかし、睡眠時にもそれなりに充電が減ってしまうので、起きた直後の充電を忘れてしまってApple Watchが1日持たない、どうしよう…。となることがちょくちょくありました。
しかしUltra2では、万が一朝の充電を忘れてしまったとしても1日くらいは全然何とかなるので、おかげで睡眠時にも毎日つけることが苦にならなくなりました。
Apple Watchがもともと素晴らしい機能を持ち合わせているだけに、充電持ちが解決されるだけで使用モチベーションがぐっと上がるということがよく分かりました。
②過酷な使用用途に余裕をもって耐えている
前の項でも説明したように、私はApple Watchを「酷使」と言ってもいいほど使っていると思います。しかし、何の異常もなく快適に使えています。
私が特に気になるのは塵などのゴミがつきまくることですが、画面が傷つくことや音の出力がおかしくなるようなことは一切ありません。結構ぶつけてしまっていますが、側面のケース部分も艶消しのおかげか目立つ傷はついていません。
余談ですが、私はApple Watchに保護フィルムやケースをつけずに使用しています。なぜならフィルムと画面の境界やケースの隙間などにゴミが溜まりやすくなるから。個人的には傷がついているよりも汚い方が嫌かもしれないです。
その代わりに帰ったら毎回汚れを綺麗に拭き取るようにしています。また、どうしても汚れがひどい場合は水に漬けながら洗うようにしています。おかげで本体には目立つ傷は一つもありません。
まぁApple公式サイトを見てみると、トライアスロンや登山やダイビングなどゴリゴリにスポーツをする人たちに向けて設計してあることがわかると思うので、私みたいなただの現場作業員のような用途でへばってもらっては困りますけどね。
もし不具合や壊れてしまうようなことがあればまた記事にしますが、今のところは全く問題なく使用できていて大満足です。
③画面が大きいのはメリットでしかない
Ultraシリーズは大きすぎる・重すぎるといった理由で敬遠されがちです(あとは値段)。
しかし、他のApple Watchシリーズからの乗り換えの人は特に実感することができると思いますが、画面が大きいと実用性がかなり向上します。
まず触れておきたいのがUltra専用の文字盤。Ultraは他のApple Watchシリーズよりも画面が大きいので、その表示領域の大きさを活かした文字盤が数種類あります。その中でも私が愛用しているのはこの「モジュラーUltra」です。
私が文字盤に求めるものは、「時刻の見やすさ」「配置できるウィジェットの多さ」の2つなのですが、この文字盤はそんな私の理想をギュッと凝縮したものになっています。
時刻の見やすさについては、デジタル表記なので時刻を数字として一瞬で確認できるほか、手首をあげてスリープ解除をすると表記が変化して秒まで確認できるようになります。秒の確認ができる文字盤はほぼないので、今まではウィジェットの枠を1つ潰して表示させるしかなかったのですが、この文字盤ではデフォルトでこの機能がついているので非常に使いやすいです。
配置できるウィジェットの多さについては、小型のウィジェットが6つに加えて大型のウィジェットが1つ表示できることが高評価です。デジタル表記の時計でウィジェットが合計で7つも設定できるのは個人的に非常にありがたいです。
また、文字盤の周りの枠もウィジェットになっており、「なし」「秒」「水深」「高度」「トレーニング」が設定できます。まぁあっても仕方ないものばかりなので私は秒数表示にしていますが、直感的に秒数がわかるというのも時計のプラスα機能としては優秀なんじゃないかと思います。
あとは画面が大きくなったことによって単純に操作がしやすくなりました。
先代のseries7を使っていたときはウィジェットはただの情報表示としてしかつかっていませんでしたが、Ultra2に替えてからは操作がしやすくなったので、天気の確認や音楽の再生はわざわざスマホを取り出してしなくなりました。情報系のアプリもスマホとの同期がしっかりしているので、基本的に表示される情報に差はありません。
またWatch全体のデザインについても、Digital Crownやサイドボタンが本体から出っ張った台みたいなところについているので、個人的に押しやすくなって使い勝手が向上したと思います。特にサイドボタンはダブルタップがしやすくなった印象です。
アクションボタンは私はフラッシュライトに設定して使用していますが、正直利用頻度は低いです。低いですがいざといいう時に役立ったことが何度かあるので恩義から設定しています笑。
ちなみに他の方のレビューでは間違えて押しやすいといった意見が多いですが、個人的にそうは感じないです。何なら軍手をしながら使うので軍手の手首部分がDigital Crownに当たってそっちが押されてしまうことの方がまだ多い印象です。
少々脱線すると、現場仕事の利用でApple Watchを使うことを想定している人には、軍手越しで操作できるタイプの軍手がおすすめです。私はワークマンのニトリルゴム製の軍手を使用していますが、それである程度は反応してくれます。
ハンドジェスチャーで操作するという手もあるのですが、結構思い通りに動かないことが多くてストレスが溜まるので、この活用法を考えている人は諦めた方がいいと思います。
④実は音質が結構良い
Apple Watchで音楽を聴く人はだいぶ少数派だと思いますが、Apple Watch Ultra2の音質は一聴の価値があります。
私は音楽鑑賞が趣味で、それに合わせてSONYのハイエンドイヤホンやヘッドホン(1000Xシリーズ)を普段使いしています。安い他メーカーのイヤホンからハイエンドイヤホンに変えた時の、「何百回も聞いた曲なのに今まで聞こえなかった音が聞こえてくる」感動は今でも忘れられません。
そんな衝撃的な感動体験を、まさかApple Watchで再体験するとは夢にも思っていませんでした。
Ultra2の音質を一言で言えば、「なんでもハイレベルにこなせる優等生」という感じです。
どの音域も損なうことなくクリアに鳴らしてくれて、「聞こうとした音の成分を狙って聞きとれる」ほど非常に良いバランスでチューニングがされています。
しかも音量を上げると、こんな小さなデバイスからは想像もつかないような迫力のある音が出てくれます。想像以上に大きな音になるので、びっくりして一回音量下げちゃうくらい大きくなります。
なお、音量の調整はDigital Crownを回すだけでできるので、この面に関してはスマホのボタンを押すような動作よりも瞬発力に優れます。
音質の良さは電話の時にもしっかりと活きます。音の広がり方は流石にスマホをスピーカーにした時の方が上なので、聞き取りやすさに若干の違和感はありますが、それでも腕時計だけでしっかりと通話ができてしまうので驚きです。相手側の聞き取りやすさに関しても、特に指摘されたことが無いので問題ないのだと思われます。
私は仕事上、車で移動しながら電話に出なければならないシチュエーションが非常に多いので、どうしてもスマホを使えないタイミングではApple Watchで出るようになりましたね。
ちなみに音楽を聴くことや電話をすること自体はUltraモデル以外でもできます。なので、この機能のためにUltraモデルに興味を持たないようにお気をつけください。そもそもApple Watchで音楽聴く機会とかほとんどないですしね笑。
⑤チタニウムミラネーゼループは高いなりの価値がある
Apple Watch Ultra2本体の話からは逸れますが、今回わざわざオプションで購入したチタニウムミラネーゼループについても褒めさせてください。
Ultra専用の他バンドを全く使用したことが無いということを前提に読んで欲しいのですが、このチタニウムミラネーゼループはモノとしての完成度が非常に高いです。
このバンドの一番注目すべき点はメッシュの粗さです。他のミラネーゼバンドと比較してかなり粗くなっています。この粗さのメリットは、服の袖に引っかかりにくいということ。
私も以前はどこかのメーカーの安物のミラネーゼバンドを使用していましたが、服に引っかかるわ、ぶつけてメッシュが破れて針金が飛び出るわ、それが腕に常に刺さって痛いわ痛いわでもう散々でした。
しかしこのチタニウムミラネーゼループではそれらの心配は一切ありません。数ヶ月使っていてバンドを物に思いっきり引っかける場面もありましたが、今のところ壊れる気配すらありません。さすが航空宇宙産業レベル、、、。
しかもメッシュが粗いからといって付け心地に影響が及ぶわけではありません。むしろ手触りとしてはシャラシャラしている感じで気持ちよく、通気性も確保できているので濡れても汗をかいたり濡れてしまっても気にする必要はありません。
また腕への装着も楽ちんで、コツさえ掴めば秒で脱着できます。サイズの調整も無段階でできるので、常に腕に一番フィットする状態で使用することができます。無段階調節が可能なバンドって意外と珍しいです。
買った瞬間は、「他のバンドに16,000円上乗せで選ぶ価値あったか、、?」と後悔しかけましたが、今はその時の判断を下した自分を褒めてあげたいです。
特に金属系のバンドが好き、もしくは特にこだわりがないという人はぜひ一回検討してみて欲しいです。付け心地が自然すぎて、金属系のバンドにありがちな「重い」というデメリットも全く感じられない(Ultra2がある程度重いので感じないだけかも)ので、装着感と耐久性のコスパといった観点からも全力でおすすめします。
ここがイマイチ…? Apple Watch Ultra2
①やっぱり価格が高すぎないか、、?
Ultra2が欲しすぎて記事を漁りまくった結果、この記事に辿り着いてしまったそこのあなたにはもはや関係ない話かもしれませんが、やっぱり価格が高いのは否定できません。
デフォルトでセルラーモデルですが、だとしてもApple公式で購入したら最小構成でも128,800円、、、。こんなの今年1年で振り返っても3本の指に入るほどデカい買い物でしかありません。
しかし、私は言いたい。今購入しようか検討していて迷っている人にはこんなものは壁ではないということを。
まず、この13万14万が異常に高く見えるのは、他のシリーズのApple Watchと比較してしまっているからだと思います。
同じくセルラーモデルで比較すると、series10はアルミニウムモデルで75,800円、 SEだと42,800円でApple Watchを購入することができます。これと比べるとUltra2は2〜3倍のお値段となっています。ほとんど同じ機能を持っているのにこれはおかしいと思わざるを得ないのは当たり前だと思います。
しかし、私が強く主張したいのは、この価格差を考えてもやはり充電持ちはいいものを選んだほうがいいということ。
例えばスマホの場合、数年使ってきてバッテリーが劣化し、どうしようもないのでモバイルバッテリーを常に持ちながら使わざるを得ないあの状況。煩わしくて仕方ないですよね。
Apple Watchの場合でも、機能が素晴らしく使えたとしても本体のバッテリー持ちが不十分でこまめな充電が必須だとしたら、使い勝手を悪く感じ小さくストレスが溜まっていき、やがては使わなくなってしまうのがオチです。世間でApple Watchの評判が悪い原因の大半はこのバッテリー持ちなのです。
しかしUltra2の場合、この問題について考えなくて済むようになります。なぜなら比喩でもなくマジでバッテリーが1日中持つから。少なくとも精神衛生上非常に楽になります。
私も最初は流石にApple Watchに14万は高すぎるよな、、と思っていましたが、購入して使用している今では、先代の時に感じていた「充電しなければいけない」という脅迫観念から解放されることになりました。Apple Watchの機能自体は本当に気に入って使っていたので、このストレスを感じなくてよくなったのは正直14万円の価値があったと思います。
また、Ultra2は一番高くて14万円ほどになりますが、世の中にはそんな時計ザラにあります。喧嘩を売るような言い方になってしまいますが、ただ時刻を確認するだけの機能しかついていないのに何十万、何百万する時計がこの世にはザラにあるんです。
それを思うとApple Watchは、音楽聞けたり天気見れたりスマホと連携して通知の確認ができたり頑張れば返信までできたり電話も出れたり掛けれたり、、、。こんな機能が詰まってフラッグシップモデルでも14万で収まっているのは素晴らしきAppleの企業努力という他ないと私は思います。
なので私は、Apple Watch Ultra2の購入を価格の面で踏みとどまっている人には、もういっそ人生で一本買っておきたいような高級時計を買うつもりで思い切って買ってみてはどうかと強くおすすめしたいです!
②チタニウムミラネーゼループのお手入れが面倒くさい
メリットの項でミラネーゼループをベタ褒めしましたが、一点だけ言っておきたいことがあります。それはメッシュの間に汚れが溜まると掃除がめんどくさいこと。
そもそもミラネーゼループ全般の弱点なのですが、メッシュの間にゴミや汚れが溜まりやすいです。砂埃や垢など、気づいていないだけでよく観察してみると実は結構汚れているのがミラネーゼループです。
そしてこのUltraシリーズ専用のチタニウムミラネーゼループですが、メッシュが粗いために汚れがより目立ちやすいです。特に垢など多少水気を含んだような汚れ。
メッシュが細かければそもそもパッと見で気づかないので気になることはないのですが、メッシュが粗いためので、ふとした瞬間に「うわ、汚くねぇか」と思うことがあります。
まぁ私が選んだのがブラックだったのでより目立ちやすくなっているだけかもですが。
しかし、このチタニウムミラネーゼループは公式サイトで「海のために設計」と書かれています。つまりおそらく水洗いしても全く問題がないということ。
ということで私は汚れが気になったら水の中にダイブさせてシャカシャカ水洗いしています。今の所これで機能や耐久性が損なわれる感じは全くないです。
(洗剤で洗うと流石に良くないらしいのでそこは気をつけてください。)
他の専用バンドは素材的にこういう運用は躊躇するものばかりなので、アウトドアで使う予定が多い人や、バンドの汚れが気になって腕時計をしている時は大胆に動けないという少々潔癖症の考えがある人は、お手入れのしやすさに注目していっそのことチタニウムミラネーゼループにすることをおすすめします。
私はがっつり外仕事をしてがっつり汚してしまう運用をするのでこのバンドを選択しましたが、本当に正解でした。Ultra2自体の耐久性も十分に信頼しているので、このバンドと組み合わせたおかげでより大胆に動けるようになったと思います。
やっぱり、汚さないように気をつける、みたいな余計なところに脳のリソースを割かなくて済むような選択をするのが賢い買い物なんじゃないかと私は考えます。
まとめ 〜今日の気づき〜
ということで今回は【Apple Watch Ultra2】を、身体を動かす人側としてレビューしてきました。
私も購入を検討した時に記事を漁っていて、こういう身体を動かす人の意見をほとんど見なかったので、少しでも参考になれば嬉しいです。
結論としては、仕事や趣味などで身体を動かすのであれば、Ultraモデルの購入は決してオーバースペックではないと私は思います。そのためにApple公式が作っているのだからじゃんじゃん酷使してやればいいんです。壊れたらAppleさんに言えばいいのです。(無理)
また、デスクワークがメインだけれどデザインや所有欲といった観点において欲しいと思っている人にもおすすめできると思います。スマホ同様に普段から身につけるアイテムなので、充電持ちの良さや操作しやすい大画面といった恩恵はどんなユーザーでも受けられると思います。
価格が絶対的に見て非常に高いのでそう簡単に勧められるようなものではないとは思いますが、普段から身につけるものに妥協したくない人はぜひ頑張って手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。ふと自分の腕にApple Watch Ultraが着いているのを見ると結構テンション上がりますよ。
今日の気づき
- Apple Watch Ultra2は外仕事で身体を動かす人にはうってつけのスマートウォッチ!
- 充電持ちが非常に良いので多少適当に使ってもなんとかなる!
- 画面が大きいので、時刻の確認とウィジェットの機能発揮が同時にできる!
- チタニウムミラネーゼループは外使いには機能性・メンテナンス性ともにかなり使いやすいバンド!
- Ultraモデルは価格的には高いが、それだけの機能を詰め込んであると理解して納得すべき!
ということで、今回はここまで!またどこかでお会いしましょう!
それでは!さよなら!